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台湾旅行注意点を知って快適な旅をしよう

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台湾観光ガイド

台湾旅行が大好きで何回も旅行しています。 皆様にも台湾の魅力を知って頂きたくてサイトを作りました。 ホテル・観光・航空券・お土産など初心者からリピーターまで役に立つ情報を発信します。

台湾旅行は、日本から気軽に行ける人気の海外旅行先として多くの人に親しまれています。

美味しいグルメや温かな人々、美しい景色など魅力がたくさんある一方で、日本とは異なる文化やルールも多く存在します。

この記事では、台湾旅行を計画している方に向けて、現地で知っておくべき重要な注意点をわかりやすくまとめました。

快適に過ごすためには、あらかじめ注意点をしっかり押さえておくことが大切です。

安心して旅を楽しむための情報をぜひ参考にしてください。

記事のポイント

🔴台湾で気をつけるべきマナーやルール

🔴台湾旅行中のトラブル回避方法

🔴現地での公共交通や買い物の注意点

🔴健康・安全面での具体的な対策方法

初めての方必見の台湾旅行注意点

両替は現地の方が断然お得

両替は現地の方が断然お得

台湾旅行では、現地での両替が日本よりも圧倒的にお得とされています。

多くの旅行者は日本であらかじめ両替を済ませてしまいがちですが、台湾の空港や市街地にある銀行、ホテル、両替所のレートは比較的良心的で、手数料も日本より低いことが一般的です。

特に市中の銀行や信頼できる両替所では、より好条件で両替できることが多いため、到着後に必要な分だけ両替する方が経済的です。

なお、空港でも安心して両替できますが、レートは市内に比べやや劣る場合もあるため、必要最小限の金額だけ両替し、残りは街中で行うのが賢い方法です。

 

MRTでは飲食禁止に要注意

MRTでは飲食禁止に要注意

台湾の都市部を移動する際に便利なMRT(地下鉄)では、車内での飲食が法律で禁止されています。

飲食が発覚すると最高で7500台湾ドル、日本円にして約3万円の罰金が科される可能性があります。

これには水やお茶などの飲み物も含まれるため、喉が渇いたとしても乗車中は我慢する必要があります。

日本のように飲み物を軽く口に含むといった行為も対象になるので、乗車前に済ませるか、改札外のベンチなどで落ち着いて飲食を済ませましょう。

台湾の公共交通機関は非常に清潔で快適に保たれており、このようなルールがその理由の一つになっています。

 

台湾のトイレ事情に戸惑わないために

台湾のトイレ事情に戸惑わないために

台湾のトイレは、日本と比較しても衛生的に整備されているところが多いですが、一部の施設ではトイレットペーパーを便器に流さず、備え付けのゴミ箱に捨てる習慣があります。

これは古い配管が細く詰まりやすいためで、特にローカルの食堂や公園、公衆トイレでは注意が必要です。

紙が設置されていないトイレもあるため、ポケットティッシュを常に携帯しておくと安心です。

トイレの入口に大きなロール紙が設置されていて、必要分を取って個室に入るスタイルの場所もあります。

現地のマナーに沿って行動することで、トラブルを避け、快適に旅を楽しめます。

 

チップの習慣は基本的に不要

チップの習慣は基本的に不要

台湾ではチップ文化が一般的ではなく、レストランやホテルでのサービス料はすでに料金に含まれていることが多いため、基本的にはチップを渡す必要はありません。

ただし、特別に丁寧なサービスを受けた場合や、荷物を運んでもらった際などに感謝の気持ちとしてチップを渡すことはあります。

相場としては荷物1個につき20〜50台湾ドル程度が目安とされています。

宿泊時の枕元に小額の紙幣を置く「枕チップ」も、絶対ではありませんが、気持ちとして置いておくとスマートです。

必要最低限のマナーとして覚えておきましょう。

 

水道水は基本的に飲めません

水道水は基本的に飲めません

台湾では水道水をそのまま飲む習慣がなく、ホテルや飲食店でも水道水は飲用に適していないとされています。

主な理由は、貯水タンクの管理状況や水質が日本と異なるためです。

旅行中はミネラルウォーターを購入して持ち歩くのが一般的です。

コンビニやスーパーでは手軽に購入できるほか、公共施設などに設置されている給水機を利用するのも一つの方法です。

これらの給水機では、冷水や熱湯を選ぶことができるものもあり、節約にもなります。

水分補給を怠ると体調を崩す恐れがあるため、安全な水を確保することは旅行の基本です。

 

レジ袋は有料!エコバッグ持参を

エコバッグ

台湾では環境保護の観点から、コンビニやスーパーでのレジ袋が有料化されています。

価格は数元とわずかですが、買い物のたびにレジ袋を購入するのは煩わしく、コストも積み重なります。

旅行中にエコバッグを持参すれば、現地での買い物もスマートにこなせるでしょう。

エコバッグはコンパクトに折りたためるものを選ぶと、荷物の中でもかさばらず便利です。

台湾ではマイバッグを持つことが当たり前になってきており、地元の人々と同じ行動をすることで、旅先での好印象にもつながります。

 

台湾の冬は意外と寒いので準備を

台湾の冬は意外と寒いので準備を

台湾は温暖なイメージを持たれがちですが、特に北部の台北では冬になると想像以上に冷え込むことがあります。

1月には最高気温が20度を下回り、最低気温が10度台前半まで下がることも珍しくありません。

日本の沖縄と同程度の気候と捉えるとわかりやすいでしょう。

室内の暖房設備が整っていない場所も多く、外気との寒暖差で体調を崩す人もいます。

防寒対策としては、ウルトラライトダウンやインナーなど、コンパクトに持ち運べる防寒具を用意しておくと安心です。

服装選びを誤らないことが、快適な旅を左右します。

 

その他の台湾旅行注意点

夜市ではスリとマナーに気をつけて

夜市ではスリとマナーに気をつけて

台湾旅行で欠かせない夜市は、ローカルグルメやショッピングを楽しめる人気スポットですが、観光客が多く集まるため、スリや置き引きの被害が発生しやすい場所でもあります。

カバンは前に抱えるように持ち、ファスナー付きのバッグを選ぶなどの対策が効果的です。

また、夜市ではお店の人とのやり取りも大切です。

夜市では安全とマナーを意識しながら、ローカル文化を楽しみましょう。

 

道路横断時の交通マナーに注意

道路横断時の交通マナーに注意

台湾はバイクの数が非常に多く、特に市街地では自動車とバイクが入り混じった状態で走行しています。

交差点では歩行者信号が青でも、バイクが強引に右折してくることがあるため、注意が必要です。

日本のように歩行者優先という感覚でいると、事故に巻き込まれるリスクがあります。

道路を渡る際は、左右の安全確認をしっかり行い、無理に渡らず慎重に行動することが重要です。

反射材を身につけたり、明るい色の服を選ぶことで、夜間の視認性も向上します。

交通事情の違いを理解し、安全第一で移動しましょう。

 

タクシー利用時はメーターを確認

タクシー利用時はメーターを確認

台湾のタクシーは比較的安価で使いやすい交通手段ですが、ごく一部にメーターを使わず、割高な料金を請求する運転手もいるため注意が必要です。

乗車時には必ず料金メーターが作動しているか確認しましょう。

もしメーターが動いていない場合は、その場で運転手に伝えるか、乗車を見送る判断も必要です。

目的地の住所は紙やスマホで見せるとスムーズに伝わります。

深夜料金や高速道路利用料が加算されることもあるので、事前に調べておくと安心です。

安心して利用するには、ホテルやレストランで呼んでもらう、配車アプリを活用するといった方法もおすすめです。

 

寺院でのマナーをしっかり守る

寺院でのマナーをしっかり守る

台湾の寺院は現地の人々にとって非常に大切な場所であり、観光の一環として訪れる場合でも、適切なマナーを守ることが求められます。

帽子やサングラスは寺院に入る前に外し、静かに行動することが基本です。

祭神を指差す行為も無礼とされており、控えるようにしましょう。

参拝時は、軽くお辞儀をして手を合わせるなど、敬意を持った行動が大切です。

また、写真撮影が許可されている場合でも、フラッシュの使用や大きな声での会話は避けましょう。

こうしたマナーを守ることで、台湾の文化に敬意を払い、より深い体験ができるはずです。

 

電子タバコは台湾への持ち込みが禁止

電子タバコは台湾への持ち込みが禁止

台湾を訪れる際、電子タバコの持ち込みには特に注意が必要です。

なぜなら、台湾では2025年現在、電子タバコの所持・使用・販売すべてが法律で禁止されており、違反すると厳しい罰則が科せられるからです。

旅行者であっても例外ではなく、空港の税関で電子タバコが見つかった場合、その場で没収されるだけでなく罰金や、悪質な場合は刑事責任を問われる可能性もあります。

この背景には、台湾が公共の健康を守る目的で喫煙に対する規制を年々強化している事情があります。

特に若年層への電子タバコの広がりを懸念しており、その対策の一環として完全な禁止措置を取っています。

したがって、台湾旅行の際には、電子タバコや関連するリキッド、カートリッジなどを一切持参しないようにしましょう。

たとえスーツケースの中に入れていたとしても、荷物検査で見つかる可能性があります。

習慣的に電子タバコを使用している人にとっては不便に感じるかもしれませんが、台湾滞在中は健康面への配慮と現地の法律を尊重する姿勢が求められます。

 

屋内はほとんどの場所が法律で禁煙

屋内はほとんどの場所が法律で禁煙

台湾では喫煙に対する法律が非常に厳しく、屋内の多くの場所で喫煙が法律で禁止されています。

これは「タバコ煙害防止法(菸害防制法)」という法律に基づいたもので、違反すると2000〜1万元の罰金が科されます。

対象となる場所は非常に広く、ホテルの客室やレストラン、商店、公共交通機関の車両内、駅構内、オフィスビルなどが含まれます。

飲食店であっても、店外に設けられた喫煙スペースを除いて喫煙することはできません。

また、加熱式タバコや紙巻きたばこを問わず、喫煙者が屋内で喫煙する行為は厳しく取り締まられています。

観光中に喫煙する場合には、必ず「指定の喫煙所」を利用することが求められます。

これらの喫煙所は、公共施設の外や特定の観光地に設置されていることがありますが、数は多くありません。

したがって、喫煙者にとっては少し不便な環境に感じるかもしれません。

(愛煙家の方は、携帯灰皿をご持参ください)

 

ホテル使い捨てのアメニティ無料提供が停止

ホテル使い捨てのアメニティ無料提供が停止

2025年1月1日より、台湾では一部の宿泊施設において使い捨てアメニティの無料提供が停止されました。

これは環境保護の一環として実施された政策であり、ホテルやゲストハウス、民宿などの施設が対象となっています。

具体的には、歯ブラシ、歯磨き粉、かみそり、シャワーキャップ、ヘアブラシなどの使い捨てアイテムが、以前のように無料で提供されなくなっています。

代わりに、有料での販売や、持参を促す案内がされていることが多く、旅行者は事前に必要なものを準備しておく必要があります。

これにより、旅行者が余計な出費を強いられることもあり得ますが、台湾の観光業が環境への配慮を重視している姿勢の表れでもあります。

忘れてしまった場合には、現地のコンビニやドラッグストアで購入することも可能ですが、必要最低限の準備を整えておくと安心です。

ただし小規模な民宿などは対象外となる場合があります。

 

台湾のタクシーは自動ドアではありません

台湾のタクシーは自動ドアではありません

日本で慣れ親しまれている「自動ドア付きのタクシー」は、台湾では一般的ではありません。

台湾のタクシーでは、乗客自身がドアを開閉するのが基本です。

これは旅行中に戸惑いやすいポイントの一つであり、特に雨の日や大きな荷物を持っている時に不便さを感じることがあります。

加えて、降車の際にはドアをきちんと閉めることを忘れないよう注意が必要です。

閉め忘れると運転手に迷惑がかかるだけでなく、次の乗客とのトラブルにもつながる可能性があります。

また、乗車時にはドアの開閉に注意し、周囲のバイクや車と接触しないように気を配りましょう。

台湾ではタクシーが比較的安価で、都市部を中心に非常に便利な交通手段として利用されています。

自動ドアがないという点を理解し、安全かつスマートに利用することが快適な移動につながります。

 

バスは手を挙げて止める

バスは手を挙げて止める

台湾でバスに乗る際は、日本とは異なる注意点があります。

それは「乗車時に手を挙げて運転手に乗る意思を示す必要がある」という点です。

バス停に立っているだけでは、バスは停車してくれない可能性があります。

これは、台湾では乗降客がいない場合にはバスが停車せずにそのまま通過するという運行ルールがあるためです。

つまり、バスに乗る際は事前にバスの路線番号と目的地を確認し、バスが接近してきたら目立つように手を挙げて運転手に知らせましょう。

また、台湾のバスには前乗り・後払い方式と、後乗り・前払い方式の両方が存在するため、乗車口の案内や運転手の指示に従うことが重要です。

悠遊卡(ヨーヨーカー)などのICカードを使用すれば、支払いもスムーズに行えます。

旅行中は地元の交通ルールに従うことで、スムーズかつトラブルのない移動が可能になります。

 

台湾で白い封筒を贈るのは不適切

台湾で白い封筒を贈るのは不適切

台湾では、封筒の色にも文化的な意味合いが強く込められています。

特に注意したいのが「白い封筒」です。

これは台湾において弔事、すなわち葬儀やお悔やみの際に使われるものであり、お祝いごとや贈り物として白い封筒を使うことは、非常に無礼で不吉とされています。

したがって、誕生日や結婚式、記念日などの場面で現金や手紙を贈る際には、赤い封筒を選ぶのが一般的です。

赤は台湾文化において幸福や繁栄を象徴する色であり、祝いの場面にふさわしい色とされています。

初めて台湾を訪れる日本人旅行者にとっては、こうした色の意味合いにまで気を配るのは難しいかもしれませんが、現地の文化を尊重することはとても大切です。

封筒の色ひとつで相手に誤解を与えてしまう可能性もあるため、事前に知識を得ておくことが望ましいでしょう。

 

台湾の夜市では極端な値切り交渉は控える

台湾の夜市では極端な値切り交渉は控える

台湾の夜市は、グルメや買い物を楽しむ旅行者にとって魅力的なスポットです。

しかし、値段交渉の際には注意が必要です。

過度な値切りは、店主に対して無礼と受け取られたり、場合によっては販売を拒否されることもあります。

台湾では多くの商品があらかじめ適正価格で販売されており、過度な値引き交渉は一般的ではありません。

特に食品や手作りの商品に対して値切り交渉をするのは、現地の文化や商習慣への理解が乏しいとみなされる場合があります。

もちろん、多少の値引きが可能な場面もありますが、それは複数の商品をまとめて購入する場合や、相手とのやり取りを楽しむ範囲にとどめておくのが理想です。

夜市は観光だけでなく地元の人々にとっても生活の場です。

その場の空気を尊重する姿勢が、気持ちの良い交流につながります。

 

台湾の祭神を指差す行為はダメとされる

台湾の祭神を指差す行為はダメとされる

台湾を旅行中に寺院を訪れる機会がある場合、覚えておきたい重要なマナーのひとつが「祭神を指差さない」ということです。

台湾の寺院では、神仏に対して深い敬意を払う文化が根付いており、指差しは無礼で不敬な行為とされています。

もし案内や質問をする際に神像の方を示したい場合は、指ではなく手のひら全体を使う、あるいは軽く顎を使って方向を示すのが適切です。

また、写真を撮るときや、装飾に驚いたときでも、無意識に指を向けてしまうことがないよう注意しましょう。

このような文化的な違いに対する理解と配慮が、現地の人々との良好な関係構築につながります。

寺院を訪れる際は静かに落ち着いた態度で行動し、台湾の信仰文化を尊重することが大切です。

 

台湾でやってはいけないジェスチャーは

台湾でやってはいけないジェスチャーは

台湾では、何気ないジェスチャーが誤解を生んだり、相手に不快感を与えてしまうことがあります。

そのため、旅行者としては身振り手振りに気をつける必要があります。

人を指差すことは良くありません。

特に寺院などの神聖な場では、不敬とされる場合があります。

 

まとめ:初めてでも安心して楽しむための台湾旅行注意点

まとめ
✅両替は現地の銀行や両替所を利用した方がレートが良い

✅MRT車内での飲食は禁止されており罰金の対象となる

✅一部トイレではトイレットペーパーを流さずゴミ箱に捨てる習慣がある

✅台湾ではチップは基本不要だが特別なサービス時には渡すこともある

✅水道水は飲用に適しておらずミネラルウォーターを利用するのが一般的

✅レジ袋は有料のためエコバッグを持参すると便利

✅冬の台北は予想以上に冷えるため防寒対策が必要

✅夜市ではスリ対策とマナーのある交渉が重要

✅バイクの多さに注意し信号だけでなく実際の動きも確認する

✅タクシー利用時はメーターが作動しているかを確認する

✅寺院では帽子を外し静かに参拝するなどのマナーを守る

✅電子タバコは持ち込み・所持・使用すべてが禁止されている

✅屋内での喫煙は法律で禁止されており指定の喫煙所を使う必要がある

✅宿泊施設では使い捨てアメニティの無料提供が廃止されている

✅台湾のタクシーは自動ドアではないため乗降時は自分で開閉する

台湾旅行は魅力あふれる体験ができる一方で、日本とは異なる文化やルールに気をつけることが大切です。

今回ご紹介したような台湾旅行注意点を事前に知っておくことで、トラブルを避け、より快適で安全な旅を楽しむことができます。

ちょっとした準備や意識の違いが、現地での印象や体験を大きく左右します。

現地のマナーや法律を尊重し、台湾の人々との温かい交流を楽しんでください。

素敵な思い出がたくさん残る旅になりますように。