台北で夜市めぐりを計画しているなら、ぜひ訪れてほしいのが寧夏夜市です。
観光客だけでなく地元の人々にも愛され続けているこの夜市は、台北市大同区に位置し、全長約300メートルとコンパクトながらもバラエティ豊かな屋台が並びます。
ミシュラン掲載店からSNS映えするスイーツまで、ここでしか味わえない台湾グルメが満載です。
台北旅行が初めての方や、安心して夜市を楽しみたい方にぴったりのスポットとして注目されています。
この記事では、寧夏夜市の魅力やアクセス方法、おすすめのグルメ情報を詳しくご紹介します。
記事のポイント
🔴寧夏夜市の基本情報とアクセス方法
🔴混雑を避けるための訪問時間帯
🔴人気屋台グルメとおすすめメニュー
🔴安心・快適に楽しむための注意点やマナー
おいしい夜市の寧夏夜市ガイド
寧夏夜市ってどんな場所?
台北市大同区に位置する寧夏夜市は、全長約300メートルの一本道に多くの屋台が並ぶ、非常にコンパクトで回りやすい夜市です。
日本統治時代に整備されたロータリー周辺に広がったこのエリアは、古くから地元住民に親しまれ、美食が集まる場所として知られてきました。
観光客はもちろん、地元の人々も頻繁に訪れるため、商業的な雰囲気だけでなく、地域に根ざした本物の台湾グルメを味わえるのが特徴です。
大型の夜市と違って迷う心配が少なく、初めて台湾を訪れる人や女子旅でも安心して楽しめることから、台北観光の定番スポットとなっています。
アクセス方法と最寄り駅情報
写真引用:ウィキペディア(Wikipedia)
寧夏夜市へのアクセスは非常に便利で、台北メトロ(MRT)の雙連駅(シュアンリエン)1番出口、または中山駅5番出口から徒歩で約8分という距離にあります。
どちらの駅からも道は比較的平坦で、周囲にはカフェやドラッグストアもあるため、道中も楽しめます。
台北駅からも徒歩20分程度で到着できるため、他の観光地との移動の合間に立ち寄るのにも最適です。
また、台湾の交通系ICカード「悠遊カード(ヨウヨウカー)」を使えば、地下鉄やバスの乗り換えもスムーズで、現地の交通事情に不慣れな観光客でも安心して移動できます。
営業時間と混雑する時間帯
寧夏夜市は夕方17時頃から屋台が営業を開始し、深夜0時頃まで賑わいます。
ただし店舗によって営業時間に差があるため、確実に食べたいお店がある場合は、早めの時間に訪れるのがおすすめです。
特に人気店では18時を過ぎると長蛇の列ができることも珍しくありません。
ピークタイムは19時から21時で、この時間帯は通路も混雑しやすく、ゆっくり食べ歩きを楽しむのが難しいこともあります。
そのため、17時から18時半までの時間帯に訪れると、スムーズに名店の味を楽しむことができるでしょう。
女子旅におすすめの理由とは
女子旅で寧夏夜市が特におすすめされる理由は、何と言ってもそのコンパクトさと安全性にあります。
一本道のレイアウトは迷子になりにくく、また通りの両側に屋台が並んでいるため、どちらを見ても魅力的なグルメに出会えます。
清掃が行き届いていて、衛生面でも比較的安心できる点も大きな魅力です。
また、ミシュラン掲載の店舗やSNS映えするスイーツが揃っており、写真を撮りながらグルメを楽しむ女子旅にはぴったりのスポットと言えるでしょう。
さらに、エアコン付きのイートインスペースがある店もあり、暑い日や雨天時でも快適に過ごせるのが嬉しいポイントです。
安心して楽しむための注意点
初めて寧夏夜市を訪れる人が注意すべきポイントとして、まず屋台での支払いは現金が基本であるという点が挙げられます。
多くの店が100元や50元札などの小額紙幣を好むため、高額紙幣の利用は控えましょう。
また、夜市の通路は時間帯によって非常に混雑するため、貴重品の管理にも注意が必要です。
バッグは体の前に持つ、ファスナー付きのものを使用するなど、スリ防止の工夫をしておくと安心です。
さらに、行列店での暗黙のルールとして、並びながらメニューを決めておく、写真撮影は事前に店主に断るなどのマナーも覚えておくとスムーズに楽しめます。
寧夏夜市で使える支払い方法
寧夏夜市では基本的に現金払いが主流ですが、近年ではLINE Payや悠遊カード、QRコード決済が使える屋台も増えてきました。
とはいえ、すべての店舗でこれらの電子決済が対応しているわけではないため、訪れる前にある程度の現金(特に小銭)を準備しておくと安心です。
また、ATMや両替機は夜市近くのコンビニなどに設置されていることが多いため、いざというときにも対応可能です。
支払い方法は店舗前に掲示されていることが多いので、注文前に確認しておくことをおすすめします。
寧夏夜市で絶対食べたい注目グルメ
圓環邊蚵仔煎(ユエンホワンビエンオアゼン)
写真引用:Facebook
台湾の夜市グルメといえば、まず名前が挙がるのが蚵仔煎(オアゼン)、つまり牡蠣オムレツです。
中でも「圓環邊蚵仔煎」は、長年にわたり地元の人々から愛され、旅行者にも広く知られる名店としてその地位を築いてきました。
創業は1965年という老舗であり、ミシュランのビブグルマンにも選出された実績があります。
この店の最大の魅力は、なんといってもその食材の質と調理へのこだわりです。
使用されている牡蠣は、台湾南部の嘉義や台南から新鮮なものを直送しており、プリプリとした食感が特徴です。
生地にはサツマイモ粉を用いることで、外はカリッと中はモチっとした独特の食感が生まれ、さらに甘辛い特製ソースがその美味しさを引き立てます。
また、店舗は寧夏夜市の南側に位置し、アクセスしやすいのもポイントです。
ただし非常に人気が高いため、開店直後から長い行列ができることも珍しくありません。
食事時間をずらすか、並ぶ覚悟で訪れることをおすすめします。
こうした理由から、初めて台北を訪れる方や、ローカルの味をしっかりと堪能したい旅行者には「圓環邊蚵仔煎」が最適な選択肢となるでしょう。
豬肝榮仔(ヂュウガンロンズ)
写真引用:食べログ
台湾の伝統的な食文化を味わいたいと考える人にとって、「豬肝榮仔」は見逃せない名店です。
1950年創業という歴史のある屋台で、現在は3代目がその味を守り続けています。
主力メニューの豚レバースープ「豬肝湯」は、臭みがなく、まろやかなコクが特徴で、多くの地元民が日常的に通う店でもあります。
この屋台の魅力は、その品質への妥協のなさです。
使用される豚レバーは、当日仕入れた新鮮なものだけを使用し、特に中心部の柔らかい部分だけを選んで調理するというこだわりよう。
また、スープは豚骨と野菜をベースにじっくりと煮込まれ、滋味深い味わいが身体に染み渡ります。
他にも、もちっとしたタロイモケーキ「香蔥芋頭糕」や、しっかり味付けされた「肉粽」などのサイドメニューも充実しており、一緒に注文することで満足度がさらに高まります。
ただし、2025年4月時点では休業中のため、訪問の際には営業再開情報を事前に確認することが必要です。
このような手間を惜しまなければ、他ではなかなか味わえないディープな台湾の味に出会えるでしょう。
爆漿脆皮魷魚(バオジャンツイピーヨウユィー)
写真引用:4travel
夜市の中でも、SNS映えするグルメを探している人におすすめしたいのが「爆漿脆皮魷魚」です。
この屋台は、そのインパクトあるビジュアルと独創的な食べ方で、多くの若者や観光客の注目を集めています。
丸ごと一匹の新鮮なイカを使用し、その中にキュウリや豆薯といったシャキシャキとした野菜を詰めてカリッと揚げた料理は、一口噛むと中からジュワッと旨味が広がる新感覚の味わいです。
ソースは8種類から選べ、特におすすめなのは甘酸っぱい五味醤と、台湾特有のほんのり甘いマヨネーズ「美乃滋」。
自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。
ただし、この料理は揚げたてで食べるのが一番美味しいため、持ち帰りよりもその場での食事を推奨します。
また、食べ歩き中に手が汚れやすいため、ウェットティッシュの準備も忘れずに。
少々ボリュームがあるので、友人とシェアしながら楽しむのも良い方法です。
見た目、味、体験のすべてにおいて満足度の高いこの一品は、寧夏夜市での思い出作りにぴったりの屋台グルメと言えるでしょう。
方家雞肉飯(ファンジアジーロウファン)
写真引用:食べログ
台湾グルメにおいてシンプルながら奥深い味わいを楽しめる「雞肉飯」は、旅の途中で食べたい定番メニューのひとつです。
なかでも「方家雞肉飯」は、ミシュランビブグルマンにも選ばれた人気屋台で、地元の人々からも厚い支持を得ています。
この店の魅力は、毎朝仕入れる新鮮な鶏胸肉を丁寧に茹でてからほぐし、ご飯の上にたっぷりとのせるというシンプルな調理法にあります。
特製の鶏スープで炊き上げたご飯に、揚げエシャロットをトッピングすることで、香ばしさと旨味が絶妙に融合します。
全体的に油分が控えめなため、夜市グルメで胃が疲れた時でも、安心して食べられるのが嬉しいポイントです。
また、サイドメニューの滷豆腐も見逃せません。
しっかりと味が染み込んでおり、雞肉飯との相性も抜群です。
これらを一緒に注文することで、満足感のある食事を楽しめます。
ただし、店内での飲酒や食べ物の持ち込みは禁止されているため、マナーを守って利用しましょう。
このように「方家雞肉飯」は、気軽に本格的な味を堪能できる屋台として、多くの旅行者におすすめしたい一軒です。
劉芋仔蛋黃芋餅(リョウユィーズダンホアンユィービン)
写真引用:4travel
台湾の伝統菓子の中でも、ユニークで奥深い味わいが楽しめるのが「劉芋仔蛋黃芋餅」です。
こちらの屋台は創業40年以上の歴史を持ち、2代目がその味を守りながら営んでいます。
ミシュランガイドにも掲載された実績を持つことからも、味の確かさは折り紙付きです。
主力メニューの「蛋黃芋餅」は、タロイモペーストの中に塩漬け卵の黄身と肉でんぶを包み込み、丁寧に揚げた逸品です。
外はカリッと香ばしく、中はモチモチとした食感が楽しめる上に、塩味と甘みのバランスが絶妙に調和しています。
この独特の味わいは、他のスイーツではなかなか得られない体験と言えるでしょう。
また、シンプルな「香酥芋丸」もおすすめで、タロイモ本来の優しい甘みを堪能したい方にぴったりです。
こちらは2個以上からの注文となりますが、小腹が空いたときにぴったりのサイズ感です。
一方で、衣類に油が跳ねることもあるため、服装には注意が必要です。
さらに、人気店であるため混雑する時間帯を避け、早めの時間に訪れるとスムーズに購入できます。
このように「劉芋仔蛋黃芋餅」は、見た目の可愛らしさと味の奥深さを兼ね備えたスイーツ屋台であり、女子旅にもぴったりの一軒です。
山東赤肉蒸餃(シャンドンチーロウヂェンジャオ)
写真引用:4travel
台湾の夜市ではさまざまな点心が楽しめますが、特に根強い人気を誇るのが「山東赤肉蒸餃」です。
創業60年以上の歴史を持つこの老舗屋台は、2代目がその味と技を継承し続けており、地元民にも長年愛されています。
ここの蒸し餃子は、一般的な水餃子と異なり、小麦粉に熱湯を注いで練り上げた生地が特徴です。
これにより、もっちりとした歯ごたえと、口の中で広がる小麦の香ばしさを存分に楽しめます。
中の具材は、脂肪の少ない豚モモ肉、キャベツ、ネギ、そして風味豊かな黒ゴマ油が絶妙なバランスで混ぜられており、素材本来の旨味を引き出しています。
また、味の決め手となるのが、醤油、ニンニク、そして辛みのある辣醬を好みに合わせてブレンドする特製タレ。
辛さの加減を自分で調節できるため、辛いものが苦手な方でも安心して楽しめます。
屋台の前では、職人が一つひとつ丁寧に餃子を包む様子を間近で見ることができるのも魅力の一つです。
作りたての餃子が蒸し器から立ちのぼる湯気とともに提供されるその瞬間には、食欲をそそられること間違いありません。
料理長胡椒蝦(リャオリーヂャンフージャオシア)
写真引用:Google
エビ好きにはたまらない贅沢な一品を提供してくれるのが「料理長胡椒蝦」です。
こちらの屋台では、台湾南部・屏東から直送される新鮮なエビを使い、11種類の多彩なメニューを取り揃えています。
中でも「胡椒蝦」は、胡椒のピリッとした刺激とエビの旨味が絶妙にマッチした人気メニューです。
この料理の最大の特徴は、注文が入ってからエビを捌き、調理するという徹底した鮮度管理。
殻付きのまま胡椒で炒められたエビは、香ばしい香りが広がり、口に含んだ瞬間にエビのプリプリとした食感と共にスパイシーな味が押し寄せてきます。
殻ごと味わえるスタイルなので、食べ応えも抜群です。
また、屋台ながらもきちんとした衛生管理がされており、清潔な調理スペースも安心材料の一つです。
提供されたエビは、熱々のまま鍋の縁に掛けて少し冷ましてから食べると、味わいが一層引き立ちます。
スパイシーな料理が好きな方には特におすすめしたい逸品です。
ただし、価格は他の屋台に比べてやや高めである点と、調理に時間がかかるため混雑時には待ち時間が発生しやすい点に注意が必要です。
そのため、比較的空いている時間帯を狙って訪れるとスムーズに楽しめます。
慈音古早味阿婆飯糰(ツーイングーザオウェイアーポーファントゥワン)
写真引用:retty
寧夏夜市での食べ歩きの中でも、地元色の濃いグルメを体験したいなら「慈音古早味阿婆飯糰」は見逃せません。
この屋台は創業40年以上を誇る老舗で、台湾の伝統的なおにぎり「飯糰(ファントゥワン)」を専門に取り扱っています。
おにぎりといっても、日本のものとは異なり、具材の豊富さとボリューム感が大きな特徴です。
主なメニューは、塩味ベースの「鹹飯糰」と、甘い味わいの「甜飯糰」の2種類。
鹹飯糰には、魚でんぶ、揚げパン(油條)、漬物、たくあんといった具材がぎっしり詰まっており、一口ごとに異なる味と食感が楽しめます。
朝食として定番のメニューですが、そのしっかりとした味わいと食べごたえから、夜市でも小腹を満たすには最適です。
一方、甜飯糰はピーナッツ粉、砂糖、揚げパンを包み込んだスイーツ系おにぎりで、ほんのりとした甘さが疲れた体に嬉しいデザートとなります。
見た目はシンプルながら、もち米のモチモチとした食感が特徴で、一度食べたら忘れられない味わいです。
ただし、揚げパンが入っているため、やや油っこく感じることもあります。
胃に負担がかからないよう、食べるタイミングや量には気をつけたいところです。
また、人気屋台のため、混雑時間には行列ができることもあります。
雅米花生捲冰淇淋(ヤーミーホアシェンジュエンビンチーリン)
写真引用:食べログ
スイーツ好きの旅行者にとって、台湾独自のユニークなデザートを楽しめる「雅米花生捲冰淇淋」は外せないスポットです。
この屋台で提供される「花生捲冰淇淋」は、クレープのような薄い生地に削りたてのピーナッツ粉とアイスクリームを包んだ、甘くて香ばしい一品です。
見た目の可愛らしさと、ユニークな味の組み合わせがSNSでも話題を集めています。
特徴的なのは、シャリシャリとしたピーナッツ粉の食感と、冷たいアイスのコンビネーション。
甘さ控えめな生地がアイスとピーナッツの味を引き立ててくれるため、見た目よりもずっと食べやすく、日本人の味覚にもよく合います。
アイスのフレーバーは日替わりで、タロイモ、紅茶、パイナップルなど台湾ならではの味が楽しめるのも魅力のひとつです。
このスイーツのもう一つの特徴は、パクチーをトッピングする文化です。
甘いアイスと香りの強いパクチーという意外な組み合わせですが、現地ではこれが意外にも好まれており、挑戦してみる価値があります。
もちろん苦手な方は「我不要香菜(ウォブーヤオシャンツァイ)」と伝えれば、パクチーなしで提供してもらえるので安心です。
一方で、外での食べ歩き中にアイスが溶けやすい点には注意が必要です。
暑い季節には、日陰やベンチなどを探して腰を落ち着けて食べるのがおすすめです。
手が汚れやすいため、ウェットティッシュを持参しておくと便利です。
祥記純糖麻糬(シャンジーチュンタンマーシュウ)
写真引用:retty
もち米スイーツを愛する人にはたまらない一軒が、「祥記純糖麻糬」です。
台北の大橋頭で長年営業してきた老舗で、寧夏夜市でも人気を誇る屋台のひとつとして、地元の人々にも深く根付いています。
特に夏の時期におすすめなのが、「麻糬冰(マーシュウビン)」というかき氷スイーツです。
この麻糬冰は、大ぶりなもち米団子の上に氷をたっぷりかけ、ピーナッツ粉、黒ゴマ、さらに練乳をかけて仕上げる贅沢な一皿です。
モチモチとした餅の食感と、冷たい氷、甘く香ばしいトッピングのハーモニーは、他では味わえない魅力にあふれています。
ボリュームがあるため、友達とシェアするのも良い方法です。
また、シンプルに餅だけを楽しめる「燒麻糬(シャオマーシュウ)」も人気で、こちらはピーナッツ粉とゴマをふりかけたもちを温かいうちに頬張るのが定番。
冷たいデザートが苦手な方や、冬場の夜市散策にもぴったりです。
ただし、麻糬は噛みごたえがあるため、小さなお子様や高齢者が食べる際は、喉に詰まらせないよう注意が必要です。
また、餅の提供には少々時間がかかる場合があるため、余裕を持って訪れると良いでしょう。
冰霖古早味豆花(ビンリングーザオウェイドウホア)
写真引用:klook
夜市の締めくくりにぴったりなデザートを探しているなら、「冰霖古早味豆花」は外せません。
1996年創業のこの店舗は、寧夏夜市のすぐそばに位置し、台湾の伝統的なスイーツ「豆花(ドウホア)」を提供する人気店です。
深夜1時30分まで営業していることから、夜市を存分に楽しんだあとに立ち寄る人も多くいます。
豆花とは、柔らかくなめらかな食感の豆腐プリンのことで、優しい甘さとヘルシーな素材で女性を中心に高い支持を集めています。
「冰霖古早味豆花」では、手間ひまかけて煮込んだ金時豆や、タロイモ、ハトムギ、サツマイモ餅など、豊富なトッピングを自由に組み合わせられるのが魅力です。
定番はトッピング2種類のセットですが、好みに応じて1種類ずつ追加も可能です。
なかでも、タロイモを加えた豆花は濃厚で食べ応えがあり、甘さ控えめな豆花の風味を引き立ててくれます。
氷を加えた冷たいタイプは暑い日には特におすすめで、優しい味わいが疲れた身体を癒してくれるはずです。
注文の際には、カウンターに並ぶトッピングを指差して選ぶこともできるため、言葉に自信がなくても安心です。
また、イートインスペースが完備されており、落ち着いてスイーツを楽しめるのも嬉しいポイントです。
シェアして楽しむ食べ歩きのコツ
寧夏夜市では、2〜3人のグループでシェアしながら食べ歩きを楽しむスタイルが定番です。
1品ずつ購入して回せば、より多くの料理を試すことができ、お腹にも優しいです。
さらに、写真を撮る時間を確保しやすくなるのもメリットの一つです。
行列に並ぶ際は、1人が列に並び、他の人が飲み物を買いに行くなど、役割分担をすることで効率よく回れます。
ただし、混雑時はマナーとして全員が列に戻ってから注文するようにしましょう。
食べ歩きにはウェットティッシュやエコバッグがあると便利で、環境にも配慮できます。
夜市グルメを楽しむベストルート
効率的に寧夏夜市を楽しむためには、南側入口からスタートして北に進むルートが理想的です。
人気の「豬肝榮仔」や「方家雞肉飯」などの名店が南側に集中しているため、開店直後に訪れて行列を避けることができます。
その後、SNS映えするスナックやスイーツを巡る流れが自然です。
夜市の終盤には、「冰霖古早味豆花」で豆花を食べながらクールダウンするのもおすすめです。
混雑を避けたい場合は、平日の17時前後に訪れると、比較的ゆったりとした雰囲気で夜市を楽しむことができます。
まとめ:台北旅行で外せない寧夏夜市の魅力
✅台北市大同区に位置し全長約300メートルの一本道に屋台が並ぶ
✅MRT雙連駅または中山駅から徒歩約8分でアクセス可能
✅17時頃から営業し深夜0時まで賑わう夜市
✅ピークは19〜21時で混雑を避けるなら17〜18時半が狙い目
✅初心者や女子旅でも安心なコンパクトで見通しの良い構造
✅現金が基本だがLINE Payや悠遊カード対応の屋台も増加中
✅牡蠣オムレツの名店「圓環邊蚵仔煎」はミシュラン掲載の老舗
✅豚レバースープの「豬肝榮仔」は地元に愛される伝統の味
✅丸ごと揚げイカの「爆漿脆皮魷魚」はSNS映えする人気グルメ
✅鶏肉飯の「方家雞肉飯」はヘルシーで食べやすく女性に人気
✅タロイモスイーツ「劉芋仔蛋黃芋餅」は塩味と甘味の絶妙なバランス
✅蒸し餃子の「山東赤肉蒸餃」は手作りのもっちり生地が特徴
✅胡椒エビの「料理長胡椒蝦」はスパイシー好きにおすすめ
✅伝統おにぎり「慈音古早味阿婆飯糰」はボリューム満点
✅寧夏夜市の締めに最適なスイーツは「冰霖古早味豆花」で決まり
寧夏夜市は、台北旅行で外せない美食スポットのひとつです。
地元の人々に愛され続ける本格的な台湾グルメを、安心・安全な環境で楽しめるのが魅力です。
屋台ごとに個性あふれる料理が並び、見ているだけでもワクワクすること間違いなし。
友人や家族とシェアしながら食べ歩けば、旅の思い出もより一層深まります。
ぜひ、台湾らしさが詰まった寧夏夜市で、自分だけのお気に入りの味を見つけてみてください。